2011.02.07 HEDWIG AND THE ANGRY INCH
どもども、今夜はおすすめの映画を紹介します。
学生時代から少し凹んだ時や、ここ一番頑張りたいとき、一定期間ごとついつい見てしまう映画です。
見方は本当に人それぞれの見方ができるこの映画、非常に幅広い解釈ができます。
HEDWIG AND THE ANGRY INCH
写真は映画ではなくサントラなのですが、このサントラも秀逸です。
一時期は車内でヘビーローテーションでかかってたこともありました。
さて、この映画、音楽のプロモーションビデオとしてみても楽しめますし、
一歩踏み込んで冷戦下の旧東ドイツから自由への逃亡、ジェンダーの問題
権利と金の問題、医療ミス( )など、本当に様々なテーマがロックを中心に盛り込まれています。
まぁ、とにかくロックです。
ハンセルが自由を得るために男から女への性転換を経てアメリカへ脱出、裏切りや失恋を経て、
自分はいったい何者なのか、いや、自分は自分だ的な流れに行きつくデカルトのような描写があったり
非常に考えさせられるテーマが作中に盛り込まれ、喜劇としてまとめられているといったものです。
また、画面を構成する色使い、構図も素晴らしいんですね。
サングラスひとつで二人の関係を表されていたりとにかく芸が細かいんですよ。この映画は。
野中的に星5つの作品です。
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